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質問:うちの菩提寺(曹洞宗)の和尚様をみなさんが「ほうじょう」とか「とうどう」と呼ぶのですが、どういう意味ですか?

Q&A

質問:うちの菩提寺(曹洞宗)の和尚様や近所のお寺の和尚さまを、みなさんが「ほうじょう」とか「とうどう」と呼ぶのですが、どういう意味ですか?

A:現住職や前住職を呼ぶときの愛称です。経た修行などにも違いがあるようです。詳細は下記のとおりです。

 

曹洞宗ではお坊様に、こんな呼び方があります。

 

「和尚(おしょう)」というのは、修行を経て師匠から法(教え)を受け継ぎ、

両大本山(永平寺」と「總持寺」)で本山にて一夜住職を行う「瑞世(ずいせ)」という儀式をすませた上で名乗ることができます。

「和尚」を名乗るようになれると「弟子」をとることができます。

 

永平寺

 

總持寺

 

 「大和尚(だいおしょう)」というのは「和尚」になり一寺の住職として活動し、

さらに僧侶たちが一箇所に集まって行う修行「結制安居(けっせいあんご)」を終えたのちに名乗ることができます。

 

 「住職」という言葉は、「住持職(じゅうじしょく)」を略した言葉です。

かつては「住持(じゅうじ)」とも言われ、一寺を任され、仏法を説く方という意味合いがありました。

 

 「方丈(ほうじょう)」というのは1辺1丈四方(約9平方メートル・約4畳半)の部屋を指します(「丈」=長さの単位 1丈=約3メートル 『方』=正方形)。

曹洞宗では質素を旨とし、住職や前住職はこのくらいの大きさの部屋を居住に使用するとされており、そうした部屋に住んで和尚もしくは大和尚として尽力されてみえる方という意味で「方丈」と呼ばれます。

 

 「東堂(とうどう)」というのは、自分の菩提寺の前住職を呼ぶことが多いようです。かつて住職を引退された前住職が、本堂の東側に建てたお堂で活動を行ってみえたために「東のお堂でお寺や檀家様のために尽力されてみえる方」として檀家様より感謝を込めて呼ばれるようになった愛称です。「東堂(とうどう)」と呼ばれている方が自分の菩提寺の前住職ではない場合は「西堂(さいどう)」と呼ぶこともあるようです。

 

呼ばれる名称によって修行の進み具合や立場が分かるようになっています。

「和尚さま」とお話しする機会に思い出していただくとよいかもしれません。

 

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