2019.09.26
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名古屋市中村区にある真宗大谷派の覺圓寺様にてお通夜の準備をしておりましたところ住職より伺いました。

檀家という言葉をご存知ですか?お寺に属し、布施をする家、もしくは信者ということだそうです。真宗大谷派ではこうした信者を『門徒(もんと)』と言い、阿弥陀様の前ではお坊様も一般の方々も皆平等という意味なのだと教えて頂きました。
こちらのお寺は1891年(明治24年)10月28日に起こった濃尾地震の際に半壊したそうです。震度7のこの大きな地震は周りの町にも甚大な被害を及ぼしました。自分の家が無くなった方も多い中、何とかお寺だけはと門徒の方々が協力してお寺の復元に力を合わせてくれた歴史を教えて頂きました。
第二次世界大戦でこの地域が空襲にあった時も、降り注いだ焼夷弾の影響はお寺のほんの目と鼻の先で止まり、お寺は被害にあわなかったというお話しも伺いました。
住職にお話しを伺った後、お寺の前の交差点に出ましたら、赤信号待ちの原付に乗ってみえた男性の方から「このお寺は古いでよ!」と声を掛けられました。笑いながら話しかけてくれたこの男性は門徒様だということも教えて頂きました。散歩中の女性の方からも、「本堂広いでしょ」とお声を掛けていただきました。
こんなに皆様から愛されるお寺だからこそ、ここでお葬式がしたいというお客様の意向に繋がったのだろうなと思えたひと時でした。




