オリジナル自宅葬儀社

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自然と出るお参りの作法

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先日お手伝いしたお葬式のお話です。

亡くなられたのはクリスチャンの奥様でした。

故人様夫婦にはお子様がいませんでした。

ご参列された方は故人様の姪夫婦。

そして最愛の旦那様の合計3名でした。

キチンとした性格の方で、自分のお葬式はこうしてほしいといろいろメモを残されていました。

 

亡くなったら病院で着せてほしい洋服。

ウィッグはこれを付けてほしい。

飾りは何もしなくていい。

夫と姪夫婦の3名以外には絶対知らせないでほしい。

お骨は他県にある教会に収めてほしい。

そして、この姪夫婦のご自宅から送り出して欲しい。

 

こうした故人様のご要望をお聞きし、お葬式のお手伝いを始めました。

お部屋の壁をバックに、何もしなくてもよいという言葉の下に。

 

実は参列された3名は仏教徒。

奥様だけがキリスト教を信仰されてみえました。

 

それでも姪夫婦様も故人様への今までの感謝があり、せめてお花くらいはとお花を準備されました。

姪夫婦が教えてくれました。

「叔母様はとても元気な方ですが食が細く、お寿司が好きなんだけど4貫ほど食べるともうお腹が一杯になってしまうんです。それで叔母様が一緒にお寿司を食べようと準備されると皆、一人4貫ずつ。皆、足りないって言いだせなくてね。」

 

お通夜は故人様を囲んで皆さんでお寿司を召し上がってみえました。

 

お葬式の朝。故人様夫婦の写真をご覧になりながら、

『叔母様はよく、「もの凄くたくさんのライバルの中から私が選ばれて結婚してもらったの」と言っていたんです。』と教えて頂きました。

 

お別れの時。お花とお寿司を手向けられ、お柩の蓋をとじました。

 

そのあと小窓を開けて、夫婦の写真を故人様に見えるように、旦那様が手向け、小窓を閉じました。

皆様、合掌してみえました。

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