オリジナル自宅葬儀社

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遠く離れていても

施行事例

故人様は90歳を越えたお婆様でした。

4人の息子様も70歳を越えてみえました。

その長い人生の中で次男様と四男様は海外へ帰化されました。

次男様は今年はじめに日本に来られ、故人様の体調が悪いことを知り、

そのまま日本に滞在されてみえました。

その来日の際、お孫様1名も連れてきていました。

故人様からみれば曾孫様にあたるこのお嬢様は11歳のクォーターでした。

日本語はまるで分かりませんでした。

それゆえ会話には次男様が介在してみえました。

 

故人様は美空ひばりさんがお好きでした。

 

今は便利なもので、パソコンでずっと美空ひばりさんの映像を流し、

最期も看取られたそうです。

 

次男様は気丈に振舞ってみえました。

母親のお葬式は長く住み慣れたご自宅からと決めてみえました。

庭のここを通って送り出して欲しいなど、細かなところまで決めてみえました。

長男様がこちらに到着された頃にはお通夜の準備はほとんど終わっていました。

 

次男様がホッと一息つかれた時、11歳のお嬢様がお柩の近くで「愛燦燦」を歌ってみえました。

歌詞の意味は分からないのかもしれません。

でも、その歌詞は音になり、故人様に聞かせてみえました。

 

「遠く離れた地で暮らしていても、家族。想いは変わらない」

この11歳のお嬢様の姿を見て、次男様は涙を流してみえました。

 

眩しいほどの青空が広がる一日でした。

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