2020.06.27
Q&A
質問:「枕経」って何?
A:お亡くなりになって一番初めに頂くお経のことです。
亡くなられた方の枕元であげていただくので「枕経」と言われます。
臨終諷経(りんじゅうふぎん)とか臨終勤行(りんじゅうごんぎょう)、
浄土真宗では枕勤め(まくらづとめ)とも言われます。
故人からみて、頭の上の方、もしくはお体の横に向かって経机を設置し、
線香をあげ、お寺様に来ていただき、お経をあげて頂きます。
本来、亡くなられてすぐに執り行われますが、
亡くなられた時間や場所によって、
そのあげていただくタイミングが異なります。
この設置された経机などの準備を「枕飾り(まくらかざり)」と言います。
余談ですが、神道ですと「枕直し」といって、
仏教のように机を亡くなられた方の頭の上の方に安置し、
“神饌(しんせん)”と呼ばれる「水・塩・米・酒」といったお供えを行います。
また対でロウソクを立てたりします。
神職の方々の儀式はありませんが、このような準備をします。
更に、キリスト教では枕元に何を準備するかは、
牧師様や神父様など、その司式者によって異なるようです。
中には臨終前から儀式を行い、
いわゆる“看取り”を行うところもあります。
各宗派によって、「どうしてそのようなことを行うのか」には諸説あるようです。
またどれも主だった親族だけが集まって執り行われることが多いようです。
自分が立ち会う儀式を執り行う方に、
その儀式の前に、
意味をお聞きいただくことをおすすめします。
意味が分かって儀式に臨むことが、本当の葬送の儀式となると思います。




