夏越の祓という記事の中で「茅の輪」を紹介致しました。
茅の輪を設置しているのは6月30日だけではなく、
7月に入っても神社に設置されている場合があるとのことなので
本日は茅の輪を掘り下げて調べました。
諸説あるそうですが
蘇民将来(そみんしょうらい)という人物の神話であるといわれています。
旅の途中だったスサノオノミコトを貧しいながらも喜んでもてなし、
その恩返しとして「疫病を逃れるために、茅の輪を腰につけなさい」と教えました。
そのおかげで難を逃れたというのが茅の輪の起源とされています。
茅の輪は茅や藁を材料としています。
茅の輪はあまり馴染みが無いかもしれませんが
「しめ縄」と聞くと分かりやすいのではないでしょうか。
古来より神聖なもの、身についた役を祓うものとして役割をもちました。
茅の輪くぐりの詳しい方法としては
まずは手水舎で手と口を清めます。
その後茅の輪の前に立ち本殿に向かい一拝します。
左足でまたいで左側を通って正面に戻り一拝、
右足でまたいで右側を通って正面に戻り一拝、
左足でまたいで左側を通って正面に戻り一拝、
最後にそのまま茅の輪をくぐり抜けその後お参りをします。
次に唱え詞(となえことば)ですが
実際に声に出すものもあれば、心で念じるということもあるそうです。
唱え詞の種類とその意味をまとめてみます。
「水無月の夏越の祓する人は千歳の命のぶというなり」
→6月に夏越の祓をした人は、寿命が千年にも延びると言われている
「思うことみな尽きねとて麻の葉を切りに切りても祓いつるかな」
→思い悩むことが全て無くなってしまうようにと祈り、麻の葉を切って大祓をするのだ。
「宮川の清き流れに禊せば祈れることの叶はぬはなし」
→宮川の清い流れで身を清めれば、祈ったことがその通りになる
というものがあります。
合計3回くぐる時にそれぞれ上から順に唱えるとしている神社が多いようです。
他にも「蘇民将来」など神社によって決まった唱え詞がある場合があります。
唱え詞がある場合には茅の輪の近くに掲示してあることが多いようです。
調べてみると名古屋市内にも茅の輪くぐりを体験できる神社はあります。
興味を持たれた方は一度体験してみてはいかがでしょうか。




