2020.08.27
ブログ
これが何か分かりますか?

これは沖縄で使われている「骨壺」です。
沖縄の言葉では“ジーシーガーミ”と呼ぶそうです。
漢字にすると「厨子甕」と書くそうです。
愛知県で使われている一般的な「骨壺」は4寸(約12センチ)四方の円柱型の壺です。
足元から頭にかけて一部ずつのお骨を拾い、納める「一部拾骨」に使用します。
ただ心情的に,
できる限り故人のお骨を拾われたい方は、
「全骨箱」と言われる7~8寸もあるもっと大きなお骨箱をご利用になります。
この“ジーシーガーミ”はこの「全骨箱」よりも大きく、
写真にあるように、いろいろな装飾も施されています。
沖縄ではその昔、「風葬」を行っていました。
ご遺体を洞窟など人里離れた場所に約半年もの間、安置し、白骨化させた後に、
お水やお酒で洗い(洗骨)、その後“ジーシーガーミ”に納め、弔っていました。
そしてもう一つ。
この“ズーシーガーミ”には元々夫婦や親子のお骨を納めていました。
一口の“ズーシーガーミ”には2~3名のお骨を納めていたのです。
そのための、この大きさなのです。
この度お手伝いしたお客様が沖縄の大学で琉球の歴史を教える先生で、
お式の間に教えて頂きました。日々、勉強ですね。
※“瓶・甕(かめ)”を数える単位は「個」もしくは「口(こう)」です。



