2020.08.13
Q&A
質問:とある記事に「直葬とは、通夜式や告別式を省いて火葬のみを行う葬儀を指します」とありましたが、
本当に何もしないのでしょうか?
A:「直葬」とは“葬儀”を行わず火葬を行うことだとお考え下さい。
まず、“葬儀”とはお寺様をはじめとする宗教家の方をお招きし「死」に関わる儀式を執り行って頂くことです。
もともと“直葬”とは亡くなってすぐに火葬を行うというニュアンスで生まれた言葉です。
よって宗教家の方をお呼びし、儀式を執り行って頂くことはないという解釈で間違いないと思われます。
しかしながら、「通夜が無い」「告別式が無い」ということではありません。
「通夜」とは火葬される前の夜のことを言います。
日本の法律では死因が特定の感染症によるものでなければ、
死後24時間が経過しなければ火葬できないことになっています。
ということは、火葬は亡くなった日の翌日に行うことが最短の日程になります。
前述のとおり、「通夜」とは火葬前日の夕方から火葬当日の朝までのことを指します。
仮に故人様と同じ場所に居なくても、
想い出をはりめぐらせたり、
感謝の気持ちを持ったりすることが通夜ということだと思います。
また「告別式」とは故人様との最後の対面がそれにあたります。
一般のお葬式ではお花を手向けることなどの行為を連想するかもしれませんが、
故人様の顔をご覧になり、
心の中で「ありがとう」とつぶやくことだけでも、
立派な告別式だと思います。
葬儀の簡略化を求める中、
こうした葬儀の形態を言われるようになりましたが、
短い時間でも故人様との想い出に感謝することを大切にしていただきたいと思います。




