質問:「骨葬」って何ですか?
A:故人様をお骨にされてから行うお葬式のことです。
「骨葬」・・・故人様をお葬式の前にお骨にし、お骨をご安置して行うお葬式
「直葬」・・・亡くなられた場所から直接火葬場へお連れし、火葬すること
「密葬」・・・後で「本葬」や「告別式」「お別れの会」などを催すため、先にお骨にするために行うお葬式
「家族葬」・・・喪家側がご不幸の連絡先を限定するお葬式
実は先日同じお問い合わせを受けました。お電話で『「骨葬」がしたいのですが』とご連絡を受けたのです。
急いでそのお客様のところへ向かい、お会いすると、そこには故人様がおみえになりしました。
お客様はお寺様など宗教家の方は呼ばず故人様をそのまま火葬場にお連れし、お骨にされたいとの意向でした。
おそらく、どこかで「骨葬」という言葉を見聞きし、
その漢字や言葉の雰囲気から「お骨にすること」を「骨葬」と思われたのだと思います。
しかし、本来「骨葬」とはお骨を安置してお葬式をあげることで、先に火葬が行われています。
このお客様の場合はいわゆる「直葬」と言われるお葬式の仕方でした。
私たちのような葬儀関係者なら、お話しされた内容を確認することもできますが、
親戚縁者や友人知人に使われると、誤解をまねいてしまうこともあります。
その他にも誤解をあたえてしまいそうな言葉の中に「密葬」があります。
「密葬」は、身内などで先に式を行い、後日「本葬」や「お別れの会」など弔うお式を行います。
ご不幸のご連絡を広く漏れなく行うには時間がかかります。
その間にも、故人様のお体の状態が悪くなってしまうため、先にお骨にするのです。
その為、「密葬」は本葬に比べ規模が小さいことが多いです。
この規模が小さいというイメージだけで、「密葬」を「家族葬」と混同される方がいらっしゃいます。
使用される言葉で伝わる内容が違ってしまい
「お参りの場が後で設けられると思っていたのに設けられなかった」と
お参りを希望されてみえる方に意図している内容が伝わらないことのないよう、
言葉は正確に使っていきましょう。




