2019.07.27
Q&A
質問:お寺の本堂や仏壇にぶら下っているあれは一体何ですか?

A:瓔珞(ようらく)と言います。

インドの貴族は腕や首から貴金属を身につけていました。
これは権力や財力がある証でした。
仏教では
仏様の智恵や
陀羅尼(だらに)などの功徳によって
荘厳(そうごん)になったという証として、こうした飾りを使います。
また仏教における「浄土」や「倶盧洲(くるしゅう:須弥山の北側にある大陸)」の世界観には
こうした瓔珞が樹木から垂れ下がっていると言われます。
本堂内の瓔珞はこれを表現しているとも言われています。
瓔珞の多くは貴金属をモチーフにした煌びやかなものが多いですが、
密教などの一部の瓔珞には
髑髏(どくろ)をモチーフにしたものを使用しているところもあります(大黒天、荼枳尼天、閻魔天、大威徳明王、深沙大将などを崇めているところ)。
ご自身の宗派の世界観を知ることで、
その宗派の考え方を知ること、
そして手を合わせる意味も変わってきますね。



