2019.09.19
Q&A
Q:先日親族のお葬式に参列した際、お椀の底に溜まるくらいの胡椒が入ったすまし汁が出ました。尋常じゃ無い胡椒の量に驚きましたが何か意味があるのでしょうか?
A:「胡椒汁(こしょうじる)」と言い、「故人様を偲ぶ」という意味があります。
胡椒汁とは愛知県、岐阜県、三重県の一部の地域で見られるお葬式の際に振舞われるお食事の一つです。胡椒ではなく唐辛子を使う「とうがらし汁(とうがらしじる)」というものもあります。
胡椒汁、とうがらし汁などのお葬式の際振舞われる香辛料たっぷりのすまし汁のことを総称して「涙汁(なみだじる)」と呼ぶこともあります。
香辛料たっぷりの、辛い汁を飲むことで涙を流し故人様を偲ぶという意味と、葬儀という非日常の疲れを癒すという遺族へのこころづかいもあります。先人の方々の優しさから生まれた風習はたくさんあります。そういった風習を大切にしていきたいですね。




