2020.01.02
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先日お手伝いしたお葬式のお話です。
亡くなられたのはお母様でした。
癌を患い、でも順調に回復していた矢先、
急に悪化し、亡くなられたそうです。
まだ60代。
若すぎるご不幸でした。
ご夫婦共に九州出身。
2人で愛知県に出てこられ、
二人三脚で歩んできた人生。
2名の息子様もそれぞれに所帯をもたれ、
お孫様にも囲まれてこれからという時でした。
病院からご自宅へお連れし、
退院したら使おうねといって買って、
仮退院の時に数回使用したベッドにご安置しました。
くしくもお母様が亡くなられたこの日は旦那様の誕生日でした。
悲しみの最中ではありますが、
私は声をかけました。
お母様はなんとか今日まで生きて、
旦那様の誕生日を祝いたかったんじゃないかと。
もし、お元気だったのなら、今日という日をどのように過ごしたのでしょうねと。
旦那様も息子様方も考えました。
きっと、昼中にはパチンコに行って、
夜は回転寿しに行ったろうねと。
いつも行くパチンコ屋さんに行って事情を説明し、
パチンコ台の説明書をいただきました。
店員さんは「今までありがとうございましたと伝えて下さい。」と。
夕方には息子様がお寿司を買ってきて、1貫お供えされました。
ネタは海鮮ではないお寿司を。
「これが好きだったんですよ。」と。
お母さまの前でささやかながら、旦那様の誕生日会。
きっとお母様ならそうしていたであろうと。
きっと、これを“偲ぶ”というのでしょうね。




