2019.06.17
Q&A
質問:先日、菩提寺(真宗大谷派)の元住職のお葬式に行きました。本堂にあったあの飾りは一体何ですか?
A:根菓餅(こんかぺい)というお供え物です。
これが、その根菓餅(こんかぺい)です。

上から山・里・海の産物を四角柱の箱の側面に飾り、
その仕切りとして水引を結んだお供え物です。
この四角柱の箱ですが、慶事のときは「金色」に、ご不幸の時には「銀色」に塗ります。
四隅には柱を立て、その上に銀色の造花を飾ります。
この造花は『四枯四栄(しこしえい)』を表します。
『四枯四栄(しこしえい)』とは、
東西南北に2本ずつ計8本の沙羅の木があり、お釈迦様が涅槃に入られた時(入滅)、
8本の沙羅の木のうち、4本は枯れ、残りの4本は栄えたとの言い伝えがあります。
これは、お釈迦さまの肉体は滅びても仏法(その教え)は栄えていくという意味とされています。
以前のブログにも書きましたが、お釈迦様がお亡くなりになった様子と同じ状況にしてあげることが
亡くなった方への最高の敬意であると仏教では考えられています。
その敬意を表す方法は宗派により様々ですが、そこに関わるお話しを紐解くと、仏教の歴史や文化に触れることができますね。



