2019.07.23
Q&A
質問:先日知人のお子様が亡くなりました。
その時知人は火葬場へ行きませんでした。そんなことあるのですか?
A:おそらく「逆縁」という風習だと思います。
もともと「逆縁」という言葉は、
仏教の教えに背いた行動や言動、
そしてご縁に反したことをする人や行動のことを言います。
逆に、仏教の教えを守りご縁を大事にすることを「順縁」と言います。
お葬式における「逆縁」は、年長者が年少者の供養をすること、
もしくは親よりも先に子が亡くなることを言います。
この「逆縁」のお葬式が起きた場合、
親は火葬場には行かないというやり方や、
お葬式自体にも参列しないなど、きまりが地域ごとにあるようです。
ただ、最近は「お子様を亡くした心情」に配慮し、
こうした風習に縛られず、
お式に参列したければ参列し、
火葬場にもついていきたければ行くといった
ご本人の意志を尊重する風潮が強くなってきました。
悲しみの最中、風習に縛られて
故人様に対しやってあげたいことを我慢してしまうことで
精神的障害を引き起こしてしまうこともあるそうです。
「弔う」という心情で「何かしてあげたい」と思う本人の気持ちは
尊重されるべきだと思います。




