2020.07.05
Q&A
質問:戒名についている「院号」ってどういう意味ですか?かなりお金がかかると思いますが。
A:戒名につく“位”のことです。
“院号”の歴史は平安時代まで遡ります。
まず、嵯峨天皇の御所が“嵯峨院”と呼ばれ、
その後退位した天皇のことを示す言葉として、
もしくは退位した天皇の住まいを“院”と呼び使われるようになりました。
戒名につける“院”とは、
隠居された天皇の住まいくらい“立派な建物”のことを指し、
例えば立派な寺院を建立したとか、
仏教にものすごく厚い信仰心を持った方という意味となりました。
実は“院”以外にも
“院殿”、“庵”、“軒”、“斎”など、
住んでいた家屋の大きさや場所によって
使い分けることがあるそうです。
現在では「こんなに凄いことをしてきた方」と
その方の人生を讃えるために授けることが多いようです。
多くの方が仏教への信仰が厚いとまでは言えないにしても、
違うところで頑張ってこられた方に、
それなりの金額を納めることで“院号”が授けられるようになっています。
前述の通り“お寺を建立”ということを前提に考えたとき、
お寺様から提示された“院号”代金は高いのでしょうか、
どうでしょうか?
判断される前に、
その事柄がどういうことなのか、知っておくことが必要だと思います。




