2019.05.22
Q&A
質問:大事な方の弔い方 手を合わせる以外に何が出来ますか?
A:是非、声を掛けてあげて下さい。
あるお寺様からのお話しです。
人間には五感があります。
人間は亡くなって魂の状態になっても、
この五感の内、視覚・嗅覚・聴覚だけは持ち続けるというのです。
お葬式の間、視覚(明かりを感じる程度だそうですが)には蝋燭の灯り、
嗅覚には線香や焼香の香りが故人様へのお供えになるそうです。
では聴覚はというと、お経を唱えることや、
残された遺族や参列された方々が思い出話をしたり、
故人様に語りかけたりすることがお供えとなるそうです。
天台宗の僧侶に瀬戸内寂聴(せとうちじゃくちょう)様がみえます。
お姉さまがお亡くなりになったとき、
瀬戸内寂聴様は一晩中お姉さまの耳元で楽しかった思い出を語られたそうです。
するとお姉さまが微笑んだそうです。

瀬戸内寂聴様
語りかければ、故人様が必ず微笑むかと聞かれれば分かりませんが、
故人様へ語りかけること、またそうした語りかけをされる方が何人もおみえになれば、
故人様も安心されるのではないでしょうか?
ご不幸に遭い、一番どうしたらよいのか不安なのは、おそらく、故人様ご本人ですから。



