2020.09.09
施行事例
本日お手伝いしたお葬式のお話です。
4年前にお父様をご自宅から送られてみえ、今回はお母様のお葬式でした。
こちらのご自宅は娘様夫婦が購入されたのですが、
この場所にご自宅をと選ばれたのは故人様夫婦。池のほとりにあり、
窓から池が一望できるようになっています。
娘様は「梅雨や台風のときは大変です」と仰ってみえましたが、
「両親が気に入ってくれたから購入したんです」とも仰いました。
癌を患い、入院生活を送ってみえましたが、
最後はご自宅で看取り、ご自宅から送ってあげたいというご希望でした。
実は数か月前に私はこの娘様にお会いし、事前相談をしました。
お葬式の内容もそうですが、
元気だった頃のお母様のお話もいろいろ伺うことができました。
パンがお好きだったこと。
お洒落にはかなり拘ってみえ、
クローゼットにはまだ袖を通していない洋服もたくさんあることなど。
ご不幸があり、訪問し、
洋服を飾ったり、
パンをお供えしたりと事前の相談で伺ったことを活かそうと、
いろいろご提案し、
お部屋の設営を行いました。
お葬式が終わり、お別れのとき。
お柩にパンをお手向けいただく際に、
「その食パンは焼いてあげた方が好きだったんじゃなかったですか?」
と伺ったところ、
娘様はすぐに台所に行って調理し、
お好きだったトーストを手向けて頂くことができました。
想い出の詰まったこの場所で、
お母様が喜んでいる顔を想い出し、
どうしたら喜んでくれるのだろうかと考えながら送り出しました。
この日の天気予報。降水確率80%だったんですけどね。
出棺時、やっぱり快晴でした。

※この日の写真です。



